校長 加邉 一芳

“For Future” 来たれ、利根商へ!

利根商はチャレンジを続けます

 本校は、昭和三十三年に、利根沼田地域の人々の切なる願いにより誕生した高校であり、以来、六十有余年にわたり、地域に根ざした高等学校としての在り方を模索し続け、「北毛の雄」と称されるにふさわしい伝統を築いてきました。特に近年は、建学以来の大改革である普通科の設置をはじめ、野球やサッカーを中心とした部活動の徹底的な強化など、更なる高みを目指す革新的な取組を実行中です。

 商業科においては、「たくみの里」「月夜野ファーム」といった地元企業との共同開発による商品の製造・販売や、JR東日本主催のイベントへの参加など、地域との連携を強化しています。

 設立6年目の普通科では、昨年度、群馬大学理工学部や日本大学薬学部への合格を果たし、商業科も含め4年制大学への進学が増加しています。指定校制度、部活動や取得資格の実績を活用し、有名私立大学への合格を勝ち取る生徒も多数出ています。このような多様な進路実現を後押ししているのが、勉強道場「学習支援センター」であり、生徒一人一人の進路実現に向けた環境整備が着々と進んでいます。

 部活動では、県内高校唯一のホッケー部が関東大会を突破し、2年ぶりのインターハイ(第84回全国高等学校ホッケー選手権大会)に出場し、スキー部もインターハイ(第71回全国高等学校スキー大会)や国体(第77回国民体育大会冬季大会スキー競技会)等の全国大会に出場しました。また、外部指導者を招くなどして強化を続けてきた野球部は、夏の県大会(第103回全国高等学校野球選手権大会群馬県大会)において17年ぶりに準決勝進出を果たし、古豪復活の兆しを見せています。サッカー部は、秋の県大会(第100回全国高等学校サッカー選手権大会群馬県大会)で初のベスト8入りを果たし、両部の今後の一層の活躍が期待されています。

 本校の魅力は、若さと活気に満ちた青年の意気であり、地域社会に期待と誇りをもたらすエネルギーです。その魅力を追い風として、建学の精神である「全人教育」に基づく人材育成が、真に持続可能な地域づくりへと結実するよう、利根商はチャレンジを続けます。

 

建学の精神『全人教育』と校訓『自主自律』

 本校の建学の精神は、「全人教育」であります。「全人」とは「知」「徳」「体」言い換えれば、「確かな学力」「豊かな人間性」「健やかな体」を兼ね備えた人のことを意味します。本校は創立以来、この「全人」の理想に則り、学校生活の全ての時、全ての場において、自己の全力を尽くして全人格の完成に努め、明朗で豊かな心と強靱な身体を有し、誠実に学びに向かう、バランスのとれた人材の育成を目指してきました。そして、校訓である『自主自立』とともに、全利根商生徒が、自分自身は「明るく」「正しく」「全力で」、他の人には「優しく」、社会に対しては「和らかく」の精神で、青春の志を磨き続けています。

 全世界で先行き不透明な状況が続いており、今後も、世界的規模での対応が必要となる難題が突きつけられることでしょう。このような時代を担う本校生徒に対し、課題が複雑化・多様化する社会に対応するための資質・能力を育むために、本校教職員一同、全力でサポートしていきたいと思いますので、ご支援とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

“For Future” 利根商で未来をつかもう!